びわこ市民研究所というユニークなサイトに、ユニークな市民研究室をイトーキクレビオが持つことになりました。

 私たちは業界でもはやくから製品づくりや工場やオフィスの環境対応に取り組んでおり、“環境”というキーワードが商品力にもなってきています。しかし10年前はただイトーキの理念としてやってきたことが、結果的に環境に対応していたということ。ただ“椅子”という文化を追いかけていただけなんです。
 
 “椅子”という文化を追いかけるということは、「いい椅子を作る」ということです。いい椅子は職場の暮らしにいいばかりか、健康面などで人生の暮らしにも影響します。もちろん“環境”にもいい椅子でなければなりません。
 
 “環境”は今後もっとも重要な課題であるのはまちがいのないところですが、イトーキクレビオとして決して譲れない椅子文化があり、その上で、これからも“環境”を考えていきたいのです。

 そして、「いい椅子を作る」ためには、いい椅子への生活者の理解が不可欠です。環境と暮らしにいい、本当の椅子文化を皆さんと共有したいと思っています。
2003年9月25日更新