(19/9. 西の湖保全自治連絡協議会丹波道明)
A. 水質浄化 B. 生態系保全 C. 景観形成 D. 侵食防止
A.水の浄化:水深が浅く、太陽光が底まで射し込み、多様な生物が住んでいること。
B.魚介類のゆりかご:水陸移行帯(エコトーン)、岸辺のヨシ帯に代表される植物、様々な地形や湖底の条件(礫・砂・泥)があること
C.遊水地:洪水の際の水害の緩衝地帯
D.親水空間:多様な景観形成、手軽且安全に水や自然に親しめる場があること
生じている問題点
小中の湖、大中の湖の干拓により琵琶湖から離れたところで孤立し、水の行き来が不十分
多様性を失った湖底、消滅した湖岸のエコトーン:a)大中の湖の南締切堤防は西
の湖の大量の土砂がサンドポンプで運ばれ築堤されたこと。b)水際の遠浅のところが埋め立てられたこと。c)小中の湖干拓地の排水によって一面に泥が堆積したこと。
激減した生き物(生物多様性の喪失)
・・・すべて人間のやり放題。西の湖が、そしてそこに住んでいた「生き物が」可哀そうでならぬ!!!・・・
西の湖の再生が課題
A.上記(2)への早急な対応が課題(行政よ早く気づいてくれ)
B.住民のできることは周辺の人たちと西の湖美術館づくりと名づけた活動を目指すこと。(詳細はYahooまたはGoogleで「西の湖美術館づくり」を検索ください)
4.西の湖と琵琶湖の再生のために
(1)人間はあらゆる「いのちあるもの」のネットワークの中で生かされていると考えること。 (再生とは死にかかっているものが蘇る、死にかかっているものを蘇らせること)
・・・国を支える価値観の転換(これが官の改革)
以上