西川嘉廣さん
西川嘉右衛門商店会長

 
 
  ヨシ博物館とは? 
第147回

ヨシとカイゴとウマ<その2>

2006年1月26日 菱川貞義

 2日目は淡路の「はぁもにいふぁーむ」にやって来ました。

 ちょうど1年前のクリスマスイブにここを視察させていただいた後、西の湖美術館構想やヨシの環境ビジネスがさまざまに進展していくなかで、馬と「はぁもにいふぁーむ」の考え方(馬と遊び、馬と働きながら人間らしさをとりもどす)が、ヨシや西の湖をさらに魅力的なものにしてくれそうだ、と何やら真剣に「馬を西の湖の風景のひとつにしよう」と、東近江水環境自治協議会で検討されています。

 とりわけ、子どもたちを中心に、西の湖とヨシとやさしくておだやかな馬に触れ親しむ体験をとおして、自然への畏敬とおだやかな心の育成に貢献するのでは、と期待しておられます。

 この日は風が強くてとても寒かったのですが、馬の背中はあったかく、乗せてもらっている人間にとっても、適当な運動になるので、乗馬するとすぐにからだがあったまってきます。もちろん、馬のおだやかな表情でさらに心があたたまります。

 みんな、馬に触れると笑顔でいっぱいになります。大人も子どもにかえります。

 なんとも、かっこういいですね。

 馬がいる風景ってとてもいいですね。

 はやくヨシ原に馬がいる風景を見たいです。

 馬のそばでは犬が気持ちよさそうに寝そべっていました。しかし、犬もなかなかいいですね。

 

 

(つづく)