西川嘉廣さん
西川嘉右衛門商店会長

 
 
  ヨシ博物館とは? 
第152回

ヨシ刈りに馬が参加した<その3>

2006年4月6日 菱川貞義
 ヨシ刈りが終わり、お昼からのイベント会場にやってきました。そこに馬専用の搬送トラックが停まっていました。これで淡路からやってきたんですね。まるでサーカス団みたいです。団長の、いえ牧場主の井上さんが挨拶のなかで「どうして馬を連れてきたのか」「ヨシ原と馬の相性」について語られました。
 ここでも馬は大人気です。お昼ごはんもそこそこに、みんな次々に馬のところにやってきて記念撮影をしています。ヨシ原と馬と、そしてそこに人間が収まって、とてもいい構図になっています。
 毎年、継続されているヨシ笛コンサートやヨシペン画教室も盛況でした。ヨシによる音楽や絵画は、イベントだけでなくもっと日常にひろがってほしいと思います。
 広場では、結局、記念撮影では飽き足らず、ちゃっかり馬に乗せてもらっています。

 大人も子どもも、日本人も外国の人も、男も女も、みんな馬といっしょにいるのが幸せのようです。

 お互いがふれあって、とても、やすらかな表情です。人間どうしももっとこうして、素直にふれあっていたいです。

   
(つづく)