西川嘉廣さん
西川嘉右衛門商店会長

 
 
  ヨシ博物館とは? 
第151回

ヨシ刈りに馬が参加した<その2>

2006年3月23日 菱川貞義

 ヨシ刈りボランティアの会場から少しはなれたところで、馬たちが子どもたちと遊んでいました。ヨシ原をバックに、走り回ったり、草を食べたり、じゃれあったり。とっても気持ちよさそうです。

 馬が草を食べているところを見ていたら、草もおいしそう。ヨシをはじめ、草は食べ物なんだと改めて気づかされます。

 不思議なのですが、ヨシ原に馬がいると、ヨシ原もなにか特別な風景に感じられます。でも、特別ではなく、馬がいるのがふつうのヨシ原の風景なのだ、とも思いました。だって、とてもお似合いです。

 人間も自然と笑顔になっています。馬も思わず、走らずにいられません。

 

 馬がふたり(2頭)で散歩に出かけました。こちらはヨシ刈りに戻ろうと道路に出たところで、なにやら看板を発見しました。

 ああ、この馬たちは淡路島からやってきたのでした。ヒカル、空、タラ、イクラ、ノリスケの5人(5頭)で来たのですね。

 ヨシ刈りの手を休めて、次々と馬に乗せてもらっています。ごきげんですね。馬の背中からヨシ原を見ると、視点が高くなって、これまたごきげんな眺めです。

 
(つづく)