2003年2月20日 百木一朗
パソコンの一生 第2回

引き取りにきたトラック

中古ショップ2階の作業室で木村店長(右)です。ここで品物のチェックなどを行い、販売できる状態にします。

とうとう店頭に並んだPowrMac 7300(右上)

 これまでの経過を紹介しましょう。
02年11月のある日、東出さんの事務所にパソコン引き取りのトラックがやってきました。品物は下記の通りです。
・Apple PowrMac 8500
・Apple PowrMac 7300
・Sharp MebiusNote PC-A365
・TOTOK 21インチモニタ
・SONY 17インチモニタ・バイオ用 2台
・その他、外付けHDD、CDドライブ他

 中古パソコンショップ「大阪市内」の人に見てもらったところ、いずれも古い機種のため買い取り金額はつかず、引き取り手間運賃は店が負担することで、0円ということに話がまとまりました。

 お店としてはこれをチェックしてデータ消去なども行い、販売にまでもっていかなければならないわけです。

 しかも、店長の木村三知郎さんにお話を聞くと、上記の内、モニターは状態不良のため解体することになるだろうということです。手作業による解体・分別で、再資源化されるとのこと。

 そして今年始めに、そのうちの1台のパソコンがいよいよ店頭に並べられました。続いて他のものも調整をうけ、同様に販売されるかまたはジャンク品として販売されることになるようです。

 前回書いたように、これを買ってくれた人に声をかけて、もし了解いただけるなら、このパソコンの第二人生を追跡したいと思っています。
 木村店長は「いいですよ。じゃぁ、そのように商品のところに書いて表示しましょう。ポップをつくりますよ」と言ってくれました。

(つづく)
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