2002年2月21日 百木一朗
ヨシ紙がヨシ 第1回
 環境によいヨシを活用する方法のひとつとして、紙を作ることがおこなわれているのはご存じでしょう。しかし、ヨシ紙を実際に手にした経験のある方はまだ少ないかもしれません。

 ヨシと紙の関係について何人かの方にお話を伺ってきました。
手漉きのヨシ紙を見せる、鳥飼さん。「これは手漉きの平山名人によるヨシ紙です」
 紙といっても、機械漉き、手漉き があり、紙の繊維を使ったヨシ紙容器やヨシ紙を織り込んだ布までありました。順に書いていきたいと思います。
「その足下にも及ばないんやけど、僕が手作りしたヨシ紙漉きの道具です」
すきワクは二つ一組でひとつには金網がはってある。
 まず伺ったのは、大津市役所、環境保全課の鳥飼和夫さんです。鳥飼さんは、ヨシ関係の事業を積極的にすすめておられる。

そのひとつの活動が、ヨシ紙作り体験教室です。
では、ヨシ紙作りをやらせてもらいましょう。

 とても気さくな方で、はじめて行った我々もそのヨシ紙はがき作りを体験させてもらうことができました。

    (つづく)




*鳥飼和夫さんについては、「おもしろエコびと」でも紹介しています。

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