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第10回 汗を! 笑顔を! ふれあいを! 世代をこえ、人生と並走。 |
2015年1月5日 菱川貞義 |
NPO法人YASUほほえみクラブ |
YASUほほえみクラブは、野洲町(当時)において、総合型地域スポーツクラブとして平成15年4月に設立されました。「総合型地域スポーツクラブ」とは、「国民の成人が週に1回運動する人の割合(スポーツ実施率)を50%にしよう」とする国の施策の中で位置づけられた、地域に根差した多世代・多種目型のクラブを指します。 石塚健一さん(クラブ代表) 加納一成さん(サブマネジャー) 金子信一さん(サブマネジャー) 嘉村和義さん(副代表) |
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気軽に利用していただけるクラブをめざして。
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●子どものスポーツへ触れる機会の提供 |
この教室は、加入しているスポーツ少年団やジュニアチームが月替わりで体験教室を担当し、子どもたちは月に2回、様々な種目(バレー、野球、テニス等)を体験できます。また、世代を問わずフリーでスポーツが月2回(土曜夜)できる『スポーツサタデー』という事業を小学校の協力のもと、学区体育振興会と一緒になって開催。スポーツに気軽に触れられる機会を提供しています。 |
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●シニア世代の交流・体を動かす機会の提供 |
クラブではシニア向けに、様々な軽スポーツが楽しめる『健康スポーツ大学』をはじめ、気軽にリズムに合わせて体を動かす『楽楽体操』や、ストレッチ・体操と軽スポーツをする『ウォーク&リズムエクササイズ』などを開催しています。また種目によっては『グラウンド・ゴルフ』や『卓球』、『テニス』などのスクールに、シニア層を含めた多世代の方が参加されています。運動のために家から外に出て、様々な人と体を動かしながら交流することで、心身の健康につながり、社会的には医療費の削減や介護予防に役立ちます。 |
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●障がいのある方のスポーツができる場を提供 |
障がい者向けのスポーツ教室や、駅伝大会を開催しています。主に知的障がいのある方が対象ですが、健常者と同様に「気軽に体を動かす事ができる場」を提供しています。スポーツである以上「競い合い、己を高めていく」ことも必要ですが、楽しく定期的に仲間と笑顔で身体を動かすことのほうを、クラブでは大切だと考えています。特に障がい者スポーツについては、近年、パラリンピックを目指した選手育成や競技力向上など、いわゆるアスリート型にスポットが当たっていますが、日々のエンジョイ型の活動については触れられることがあまりありません。活動の量や情報発信も不足しており、クラブでは自らが取り組み、実際に活動することで、障がい者のスポーツの場が広がって行くことを望んでいます。
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野洲市制10周年記念事業 平成26年12月6日(土)に野洲川河川公園で同大会を開催しました。主に自閉症や発達障がいのある選手が監督・引率者ともに230名(33チーム)、県内各地から集まり熱戦を繰り広げました。 |
各指導者、スタッフ、ボランティアの協力を得て、利用者のみなさんとともに、 【お問い合わせ先】 NPO法人YASUほほえみクラブ・事務局(担当:外田(ほかだ)) |
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つづく |