西川嘉廣さん
西川嘉右衛門商店会長

 
  ヨシ博物館とは? 
第107回

西の湖夢さがし<その1>

2004年5月27日 菱川貞義

 3月6日(土)は、ヨシ刈りボランティア・クロージングイベント「西の湖夢さがし」が近江八幡の円山で予定されていましたが、まさに、この日の朝は大粒のあられが吹き荒れる荒天となり、いったんは午前のヨシ刈りは中止され、午後のイベントだけになってしまいました。

 しかし、中止に決まったとたんに空が晴れてきて、無事、ヨシ刈りイベントがはじまりました。

 奥田さんも愛用の鎌を持参しての参加です。
「けっこう、ヨシ刈りはおもしろい、子どもたちやみんなも、まずはヨシ原やヨシ刈りのおもしろさを体験してほしい」

 ヨシ原を歩くときの「バリッ、パキパキ、ポキン、ベキ」と足から伝わってくる感触はとてもおもしろいですし、ヨシを刈るときの「ザクザク」という感触もどういうわけか気持ちいいのです。この感じは体験してみないとわかりません。

 刈ったヨシをまとめる丸立てもつくられています。だけど、なんか変です。とても弱々しい感じです。OFFICE BEEの國井百合子さんの姿も見えます。何か企んでいる様子です。

 
  かえる教室で絵や工作をいっしょに遊んでいる子どもたちも連れてきました。最初ちょっととまどっていましたが、もう夢中でやっています。なんか少したくましく見えてきます。
 めずらしい(?)ヨシ刈りで飛びだしてきた、かえるのジャンプシーンの映像です。

 これは丸立てではないですね。あやしい飾りも見えます。西川嘉武さん、丹波さん、重野さんたちも集まってきました。

 奥田修三さんは、そんなことはおかまいなしで、しっかりヨシ刈りに専念されています。とてもかっこいいです。奥田さん!

(つづく)