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西川嘉廣さん 西川嘉右衛門商店会長 |
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ヨシ博物館とは?![]() |
第138回 | 西の湖美術館とは<その1> |
2005年9月8日 菱川貞義 |
東近江水環境自治協議会が提唱する「西の湖美術館」とはいったいどういうものなのでしょうか。これまで取材を重ねてきて、なんとなく「西の湖美術館は、何かを壊したり亡くしたりして開発するのではなく、あるがままの魅力を開発し、その魅力を育てるように最低限の手入れをするのだ」というようなことはわかってきました。その考えはとても素直に理解できるものです。しかし、いざ実行するとなると、ひとつの流域や村、あるいは里山といったものがどう自立していけるのかが課題となります。 この課題に対して、ひとつの重要なモデルケースになりそうなのが西の湖だと感じています。今年は経済産業省の環境コミュニティ・ビジネスのモデル事業に2年連続で採択されました。ますます血気盛んなメンバーは今日も新たな魅力の発見につとめています。 8月31日、例の宗接さんが仲間を引き連れて西の湖にやって来ました。東近江水環境自治協議会のメンバーと西の湖周辺の地図を見つめています。辺りを真剣に見つめています。 |
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やがて、みんなでゾロゾロ歩き出しました。そしてしばらく歩いた後、立ち止まって辺りを見回しています。 | |
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また、しばらく移動して、やはり辺りを見回します。ヨシ原と田んぼが広がるいつもの景色です。彼らはまったく飽きもせず、次々と移動しては辺りを見回しています。やはりヨシ原と田んぼが広がっています。 | |
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よく考えてみれば、ヨシ原が広がる西の湖周辺も、相当な面積のヨシ地が失われています。 じっと、眺めていると、なんだか癒されていきます。これが最大の西の湖の魅力なのかもしれません。 もう、何回立ち止まったり、眺めたりしたのかわかりません。 |
しかし、次に立ち止まったところは、いまは使われていない工場のようです。ここも周りはヨシ原や田んぼが広がり、西の湖のすぐそばです。 どうやら、この建物が目的のようです。これも西の湖の魅力なのでしょうか。みんなで入口をめざしています。 |
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(つづく) |