2002年8月22日 百木一朗
ダイハツ滋賀工場の排水処理 第2回  
吉村さん
 

 長年この排水処理場の現場で仕事をされている吉村さんの案内で見学をさせてもらう。

 まず処理前の水が入った貯水槽があった。工場各所の排水がここへ送られて来るわけだ。茶色く濁った水がある。泡が浮かんだ水もたくさんたまっている。
 貯水槽はいくつかあって種類が違う。大きくは三種類で、生活排水から、塗装の所から、そして工場の機械から、である。生活排水とは食堂の排水ほかトイレ、手を洗った水などのことだ。

 三種類は処理のコースが下の図のように少しずつ違うが、大きくは第1、第2、第3、第4、と処理をしてきれいにされていく。

 

処理の流れは、およそ下図のようになる。
(作図:百木、ダイハツの資料より一部省略しています)
(つづく)
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